パソコンの構造に因り発生する「情報処理の劣化」

ファイルの問題

大型コンピューターやPOSシステムなどのパソコン以外のコンピューターは、CPUやデータベースを複数の端末機からシェアする仕組みです。
これに対して、パソコンは単体で動作したり、情報の保存にファイルを用いたりします。このような構造を持つパソコンの運用が、オフィスに「情報処理の劣化」をもたらすと、私共は考えています。

パソコンを導入したオフィスでは、情報のやり取りに用いた「書類」や「図面」が、パソコンのファイルに変わります。
オフィスに流通していた情報はファイル化して、次第に使用者一人一人のパソコンに分散するようになり、これが「ファイルを誰が持っているのか分らない」といった問題に繋がり、そのパソコンが壊れると「ファイルの消失」といった問題が発生したと、考えています。

またパソコンは、情報の保存にデータベースではなくファイルを用いますが、データベースは、情報量が増えても情報の抽出が容易なのに比べ、ファイルは、書類や図面をそのままデジタル化したものなので、数が増えると所在が分からなくなるという「もの」と同様の性質を持っています。

この「もの」と同様の性質を持つファイルを、情報の保存に用いたことが、何千、何万というファイルの保管を求められる「共有フォルダ」の運用に於いて、「何処に、何のファイルが在るのか分らない」と、いった問題が発生する原因と、考えています。

※私共は、パソコンの構造が原因で発生すると思われる、これらの問題を「ファイルの問題」と言っています。

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